写真は湿気や紫外線に弱い!
実家に帰ったときに、自分の子供の頃のアルバムを開くと、カビがあったり変色している写真、見たことはありませんか?写真は思っている以上に湿気や紫外線に弱いアイテムです。とくに湿気はカビの原因にもなり、健康被害にもつながる恐れもあります。また、紫外線は写真の表面のインクなどを溶かしてしまうこともあるので、日光に直接当てるのは危険です。
さらに、古本や雑誌などの紙製品と一緒に保管してしまうと、紙を食べる「紙虫(しみ)」という虫が発生してアルバムを台紙ごと食べてしまう可能性も。アルバムを保管するときには押し入れの奥にしまい込むのではなく、できるだけ通気性の良い場所に、直射日光を避けて保管するのがおすすめです。
目に見える場所に保管しよう
アルバムを保管するときに一番大切なのは、放置しないで定期的に開くこと。アルバムを開いて写真を空気にふれさせることで、カビを防止しての劣化を防ぐことができます。また、定期的に開いてカビなどがないかチェックすることで、アルバムの保管が間違っていないかの確認にもなります。 アルバムの存在を忘れないためにも、リビングなどの普段からよくいる場所の目に付くところに収納しましょう。リビングであれば、来客時にもお客さんの目に留まって話題作りにも使えます。 通気性を良くする、直射日光を避ける、定期的に開く。この3点を守れば大切な写真を長生きさせることができます。アルバムを押し入れにしまっている人、しばらく開いていない人は、これを機に保管場所を変えてみましょう。